白雪糕
○売薬一覧(江戸時代)
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○白雪糕
米粉と砂糖を混ぜ・押し固めて蒸した菓子、蓮肉・鬼蓮実・山薬などをいれると「薬白雪糕」。
米粉を熱で固めたのが落雁、生米粉を蒸したのが白雪糕。 滋養に富むので病人・老人の食べ物ともされた。
※良寛が病床で白雪糕を望んだといわれる。
☆白雪糕
江戸時代は「母乳代わり」・「脾胃の薬」。 神田米屋吉兵衛・四谷米屋八兵衛、などが有名店だった。
○鍋蓋落雁と白雪糕
新潟出雲崎名物「鍋蓋落雁」、良寛和尚が桶屋の仕事振りを見て傍らの鍋蓋に「心月輪」と書き留めたのが源といわれる。
○万金丹・萬金丹
伊勢神宮のお土産として全国に広がった、万病の薬。 当時は、小西万金丹・野間萬金丹・小林万金丹・小原万金丹・岩城万金丹・秋田万金丹などあった。
○越中富山の反魂丹
岡山藩医万代常閑から伝授されたといわれる。
先年神泉苑の門前の薬店玄関番人間半面半身金活版金看板銀看板金看板根本万金丹銀看板根元反魂丹瓢箪看板灸点
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