見世物 (1)
○見世物
大灯籠の絵→裏は大道路、目が三つに歯が二本→下駄、大いたち→大板に血、ベナ→鍋がさかさま、大あなご→大きな穴のな中に子供、大山さる→大山製の笊、取り立てのカッパ→雨合羽、亀の背に作り物の大蛇、など。
○見世物
名号牛→子牛の背中に「南無阿弥陀仏」の文字、後には子供の背中にも。
河童→子供の頭を河童頭に剃った。
大蛇→亀の背中に作り物の蛇。
むしゃりむしゃり娘→動物の内蔵を喰っているように見せる。
一丈二尺の大いたち→大板に血。
べな→さかさ鍋。
取り立てのカッパ→合羽そのもの。
大きなめしつぶ→にぎり飯。
大あなご→大きな穴の中に子供。 顔が四角で目が三つ→鼻緒の無い下駄。
☆見世物小屋
古くは、迷っている客でまずは中に入れようと、料金後払い(アトボリ)であった。 また客席(立ち見)を狭くし、混んでくると上演時間を短くし・客の回転を早くしたといわれる。
※呼び込みの口上も、客の風体を見ながらかえたらしい。
※見世物の女太夫は、どこでも「アイ子」十八歳。
☆インチキな見世物
客を怒らせず・口先で丸め込むのが、見世物師。 とにもかくにも、客が笑えば勝ちだ。
☆あみだくじ
古くは放射状の線であり、阿弥陀如来の後光に似ていたので「あみだくじ」とよばれたらしい。
◆弘法は是が好きだと阿弥陀言ひ
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