電話機使用説明書
☆ウナ電
「至急電報」。 英語 urgent のUとR、URを和文モールス符号で打つとウナとなる。
☆電話交換手
明治二十三年電話事業開始、当初の電話交換手には男もいたが評判悪く、明治三十四年には女性のみとなった。
☆電話
明治10年11月工部省に連絡用電話二台設置。 明治22年1月1日東京~熱海に民間用電話設置、利用者は互いに電信局に出向きて通話すべし。 明治23年東京~横浜間で電話交換業務開始(東京155台・横浜42台)、電話所15ヶ所設置し一般に開放。
☆電信
明治2年12月25日公衆電報開始。 荷物を送ろうと電線に風呂敷包みをぶら下げる者あり。
☆電話
電話は「声を吸いとる」ともいわれた。 公衆電話ボックスができると「体が吸いとられる」とも。
☆電線・電信
明治二年東京~横浜(32km)に電信が始まった。 電線を伝染と勘違いする者あり。 また、電線に荷物をぶら下げて送ろうとする者もあり。
※風呂敷にお菓子を入れ・電線に吊して送ろうと試みるも送れず、ただし中のお菓子は消えた。
☆電話
電話→電線→でんせん→伝染→伝染病がうつるとの風評があった。
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