塩がま
☆「打菓子(落雁の類)・押し菓子(塩がまの類)」、お彼岸というわけではなく、小正月の花菓子など・フツーに食べたようだ。
※しおがま・塩釜
本来の塩釜の意は、海水を煮詰めて塩を作るのに使ったかまど。 製塩地の陸奥にちなんで菓子名となった。
※古川などでは、盾菓子(押しもの菓子)として75cm×30cmのものもあったそうだ。 ただし割れないように薄い経木を埋めていたらしい。
○塩釜・幸手
文政元年樋口清左衛門が初めて「塩かま」を作る。 その後、大阪屋(樋口家)→真壁屋(細谷家)→幸盛堂→石太製菓へ移った。
☆種清菓子店
渡辺清四郎が創業、最中皮を作り菓子屋に卸していた。 大正十四年小売店舗になり、塩釜や羊羹などを販売。
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