☆正露丸・征露丸
日露戦争はロシアを征する「征露丸」、明治三十六年陸軍軍医学校戸塚機知二等軍医正がクレオソートを主成分に生薬を加え丸薬にした。 赤痢予防薬として戦地へ持って行くようになり、日露戦争後は民間での製造が許可された。 第二次世界大戦後の1949年「正露丸」に表記変更。
※征露丸は苦いので服用しない兵士が続出した、そこで明治天皇の名で服用を命じたらしい。
明治三十五年(?)大阪中島佐一が「忠勇征露丸」製造販売を始める、1949年「中島征露丸」に改称。 1946年中島佐一薬房から征露丸の製造販売権を買い取ったのが柴田製薬所、後に大幸薬品。 1971年「正露丸」は一般普通名詞とみなされ登録無効となった。
※ラッパのマークは大幸薬品が創ったらしい。
※商標写真は松本順。
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