石炭ストーブ
○福録ストーブ
第一工場から第三工場まであった。平成四年度生産停止。
※福録石炭ストーブ コレクション付きポスター
○福禄石炭ストーブコレクション
大正13年(1924)に株式会社福禄が札幌において試作した貯炭式ストーブから平成4年(1992)製造の製品まで、79台の石炭ストーブがあるらしい。
福録川口工場（1934年）
○ストーブの歴史
安政三年箱館奉行の斐三郎と弥五郎なる者がイギリス製ストーブをまねて造らせたのがはじまりといわれる。 当初道内では、薪を燃やす鉄板製ストーブ（小判形・ダルマ形・時計形）が使われた。 その後、薪が高騰し・石炭が安くなり、石炭ストーブ（投込式・貯炭式）となった。
大正十四年に札幌・鈴木豊三郎商店（後の福録）が国産貯炭式ストーブを発売し、當矢ストーブ・八千代ストーブ（カマダストーブ）・センターストーブ・キングストーブ・センロクストーブなどストーブ工業が飛躍的に発展し、1929年頃道産ストーブメーカーが川口に工場を移し量産するようになった。
○ルンペンストーブ
藤木松右衛門が考案、上の石炭から下の石炭へと燃えていく。（二個一組で使う） 普通のストーブで使えない粘結炭が燃やせるので、岩内で多く使われた。
旧石炭ストーブコレクション
カッヘル、日本初のストーブといわれる。
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