酒買いタヌキ
1935年、信楽・藤原鉄造(狸庵)が作ったといわれる。 徳利は「徳を利する」・大福帳は信用・前金は「現金払い」・狸は「他抜き」、などに通じる。
※古くは、狸のなめし皮に金箔を挟んで延ばしたといわれる。(現在は鹿皮)
※江戸時代後期より、太鼓腹の狸が描かれるようになった。
☆上戸と下戸
秦始皇帝時代に、山門の上戸を守る番兵に体を温めるよう酒を、下戸の番兵には甘いものを配ったといわれる。 平安時代の農家、出入口が多いほど上戸(上流)とされ・宴席で出される酒の量が多かった、との説もある。
☆「前金で縁起が良い」と瀬戸物屋の丁稚となった馬太郎、「金馬」とよばれ店が大繁盛した。 それから、瀬戸物屋の店先に狸の置物を置くようになった。(民話ふう岩手艶笑譚)
☆左利き
江戸時代、鉱夫が左手にノミ・右手に槌を持ったことから、「飲み手→酒飲み」。
☆狸憑
タヌキが憑くと何になる、大酒飲みになる。
☆漏斗
上戸が酒を飲むかのように、容器に液体が入っていった。
☆左党
江戸時代鉱山で働く人、右手に金槌・左手に鑿、なので右手が「槌手」・左手が「鑿手」。
☆無礼講
後醍醐天皇が鎌倉幕府打倒の密議を開いたさい、下着姿で・美女をはべらし・大騒ぎして、気づかれないようにした。
☆几帳面
古くは建築用語、柱などの角張った部分を削り・両側に刻み目を入れた。 几帳の柱に用いられた。
☆つけ
金額を帳簿につける。
○たんたんたぬきの
源曲Shall We Gather at the River →タバコやの娘→たんたんたぬき、と転訛したらしい。
Shall we gather at the river
Where bright angel feet have trod
With its crystal tide forever
Flowing by the throne of God
いつの日か集わん
輝く御使い 水晶の波
神の御許の流れのそばで
神の御許の流れのそばで
※雌狸はどうしたものか…
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