みみず一風散
みみずエキスは、間脳視床下部の温熱中枢に働いて、解熱作用をあらわします。 その作用はゆるやかですが、体に優しく、確実で持続時間が長いという特徴があります。 また、平熱以下にまで体温を下げることはありません。
この様な不思議な独特の働きを持つ地竜エキスの解熱有効成分は、地竜のタンパク質中のアミノ酸の一種である、チロヂンの誘導体と考えられ、この物質をルンブロフェブリンと呼んでいます。 ルンブロフェブリンは毒性が少なく、溶血成分を含まず、呼吸・血圧・心臓・腸管に悪影響を与えないという、利点があります。 地竜の優しさの源はまさしくここにあるのです。
※地竜とは、ミミズの腹を裂き体内の内容物を除いて乾燥した生薬。 解熱・利尿薬として用いられる。
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