笹寿司
☆笹巻毛抜鮓
元禄年間に越後新発田・松崎喜右衛門が江戸に出て「竈河岸」に押し寿司の店を開いたが売れず、そこで笹に包んだ兵糧ヒントに肴の骨を毛抜きで抜き・押し寿司の酢を強くし・笹の葉に包んで一ツ十六文で売り出したところ大評判となった。
その後七代目が後継を拒否、代わって宇田川が八代目を引き継ぎ、戦後営業不振となり営業権を宇田川へ譲り店を移転した。
※当初は笹鮓として売られていたが、後に毛抜鮓とよばれるようになった。
※享保年間には大繁盛し店広く・使用人数十人、明治時代には折詰配達二千個配達の日もあったらしい。
※当時の毛抜鮓は、現在より酢が強かったらしい。
※毛抜鮓の意は「良く食いつく」ともいわれる。(毛抜きで細い毛も抜ける)
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