☆亀の子束子
明治四十年、西尾正左衛門(後に西尾商店)がシュロの靴拭きマットを作ったが売れず失敗。 妻が余ったシュロの棒を使って障子を掃除しているのを見て、亀の子タワシを考えた。 針金で束ね・手で握れる大きさとした。
※縁起の良い亀・水に縁があるので「亀の子束子」
☆西尾商店・亀の子束子
明治四十年「西尾正左衛門商店」創業。 棕櫚を材料に「改良マット」を製造したが売れずに在庫の山となった。 そこから妻のやすがタワシを外し・二つ折りにして、障子の桟を洗い始めた。 これをきっかけに「亀の子束子」が誕生した。
切藁・きりわら
☆「壁に耳あり障子に目あり」は、「(板)壁に耳あり畳に目あり」が源。
※塀板の耳(節穴)と畳の目の意。 壁に耳を当てて盗み聞きできたり・障子に穴を開けて覗けるような貧乏家に、秘密事など無し。
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