旭橋
☆旭橋
昭和前/1930
鉄筋コンクリート造単桁橋、橋長10m、幅員12m、高欄、袖高欄及び橋台付
荒川水系東川に架かる橋長10m、幅員12mの斜橋形式の鉄筋コンクリート造単桁橋。白タイル貼の連続アーチを高欄にあしらい、床版側面にデンティル風持送りを付けるなど幾何学的な意匠を施す。旧所沢飛行場へ通じる「飛行機新道」に建設された近代橋梁。
☆旭橋
旭橋は、鉄筋コンクリート造の単桁橋(1本の桁を両端2点の支点で支える構造)です。 日本最初の飛行場である所沢飛行場の開設(明治44年)に伴い、所沢駅から飛行場へつながる道(飛行機新道)が整備された際に東川を渡るために架けられました。 当初は土橋でしたが、所沢飛行場が拡張されて、飛行機新道を通る物資や飛行機を見物する人々が増えたため、昭和5年(1930年)により強固でかつ空都所沢にふさわしいモダンなデザインの現在の橋に架け替えられました。
両端の親柱には赤御影石を使用し、西洋風の彫刻を施しています。 また、欄干はリズミカルな白タイル貼りの連続アーチで飾られます。親柱の上部には、かつてブロンズ製で唐草模様をあしらった六角形の電灯が設置されていたと伝わりますが、戦時中の金属供出で失われ、現在は台座だけが残されています。
☆陸軍が運搬用に架けた橋。 飛行機は分解して鉄道で、駅からは牛車で運ばれた。
☆小手指
小手は手甲ともいわれる防具、これを作る職人たちが住んでいたのが小手指。(これらも指物であった)
☆指扇
軍扇を作る職人たちが住んでいたのが指扇。(これらも指物であった)
☆所沢
トコロ(野老:ヤマイモ科)が自生していたので、トコロの沢→トコロザワとも。
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