○木曽呂富士塚・木曽呂浅間
川口市大字東内野594-6ほか
寛政十二年丸参講信者蓮見知重が築造、胎内めぐりの穴が残る。 古くは頂上部分には火口を模した穴があったといわれる。
※頂上では御鉢巡り・裾では胎内潜りができた。
☆木曽呂の富士塚(木曽呂浅間・金崎富士)
この富士塚は、寛政12年に富士講の一派、丸参講の信者の発願により築造されたものである。 高さは5.4m・直径約20mで塚全体が盛土で築かれている。 頂上には火口が掘ってあり、かつては胎内くぐりの穴も設けられていた。 また、富士塚ならびに周囲には、丸参講により造立された石造物が多く残存する。 関東地方に濃厚にみられる富士塚の中でも古い築造であり、特に埼玉県下のものでは最も古いものである。
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