江東区・まちあるき
☆中川船番所(小名木川)
遠くから水路により運ばれる物資は中川御番所で検問を受けるため、運搬船が小名木川に集中した。 寛永九年には行徳船(長渡船・番船)なる定期航路船が設けられ、明治十二以降は東京~行徳間の早船となった。
※行徳船の当初は幕府の軍事利用であったが、後に旅客定期船となった。
※行徳で生産される塩を江戸に運ぶため、江戸幕府が小名木川改修を行った。
☆新大橋(深川大橋)
元禄六年、52日間の工期で隅田川に新大橋が架けられた。 明治四十二年上流に移設、明治四十五年鋼トラス橋竣工、昭和49年架替撤去、昭和52年竣工。
☆深川万年橋
「永代橋」に負けじと名付けたのが「万年橋(萬年橋)」。 絵は「鶴は千年、亀は万年」の意で亀。
小奈木川五本まつ・九鬼家
徳川家康が行徳から江戸へ塩を運ぶため、小名木四郎兵衛に命じて掘割りを築いた。
☆万年橋 川船番所跡・江東区常盤1-1-2
延宝八年以前に架橋・詳細不明、寛文元年本所掘割完成に伴い中川口に移転。 河口北岸に通船改めの川船番所、正保四年以前・詳細不明。
☆伊能忠敬宅跡・門前仲町1-18
☆ジョン万次郎宅跡・北砂1-3付近
☆中川船番所跡(中川関所)・大島9-1
当初は隅田川万年橋際にあったが、寛文元年本所掘割完成に伴い現中川口に移転。 明治二年全国の関所が廃止された。
☆平賀源内電気実験の地・清澄1-2-3
深川清住町の住居でエレキテル実験の一般公開をしたとされる。
☆銅造地蔵菩薩座像(江戸六地蔵)
深川在字地蔵正元が、少年時代に地蔵尊を祈願し病気を平癒したことから、江戸市中を托鉢し喜捨を乞い・江戸府内六ヶ所に地蔵尊を建立した。
1番 品川寺 真言宗醍醐派 宝永5年 東京都品川区南品川3-5-17
2番 東禅寺 曹洞宗 宝永7年 台東区東浅草2-12-13
3番 太宗寺 浄土宗 正徳2年 新宿区新宿2-9-2
4番 真性寺 真言宗豊山派 正徳4年) 豊島区巣鴨3-21-21
5番 霊巌寺 浄土宗 享保2年 江東区白河1-3-32
6番 永代寺 高野山真言宗 享保5年 廃仏棄釈 (現江東区富岡1-15-1)
※質屋・ちきり伊勢屋の若主人伝二郎を埋葬しかけたのが霊巌寺とか…
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