江戸城七不思議
○夜泣き石
徳川綱吉時代、大奥に仕える女中が表の小姓と忍び会っていたのが見つかり討首となった。 以来祥月命日には、二人が腰掛けていた石から青白い鬼火が燃え上がり・恨みのすすり泣きが聞こえた…
○血湧きの井戸
徳川家斉時代、将軍入浴用の水を井戸から汲んだが、御湯殿で桶に注ぐと真赤な色に変わってしまった。 新たに井戸を掘ってもその繰り返し… 諦めて遠くの井戸から水を運ぶようになった。
○踊る白狸
江戸城の長廊下に深夜白狸が現れ踊ると、決まって翌朝若い奥女中が自害していた…
○月見の池
月が出ていない闇夜でも、月影を映す池があったといわれる…
○願掛け松
大奥奥庭の松、その中の一本に人知れず 笄で幹に願いを十度刻むと叶えられるといわれた。
○大奥の雛祭り
徳川家光以降の御台所は宮家か京都より公爵の姫君を迎えていた。 その節句の雛飾りは京風であったといわれる。
コメント