渋川公墓
金峯山宝樹院は、渋川氏を開基とする臨済宗の寺院です。 川口市芝の長徳寺の末寺で、本尊は地蔵菩薩を祀っています。 創建年代は明らかではありませんが、観応三年には蕨郷が渋川氏の所領であったことから、それ以前の創建と考えられます。
宝樹院にあるこの石碑は、永禄十年に上総国三舟山合戦で敗死した渋川公と、その死を悲しみ群馬県の榛名湖に入水した夫人とを祀ったものです。 この石碑は、渋川公夫妻の250年忌にあたる、文化十三年に渋川氏家臣の子孫たちにより造立されました。
○榛名神社
榛名神社の祭神は火産霊神・埴山姫神で、五穀豊穣を祈願する講による参拝がさかんだった。 特に埼玉南部では榛名講が盛んに行われ、榛名神社に関する伝説(戸田のお水もらいとわらびさま・龍體院伝説渋川氏の夫人・滑川町二宮山八大龍神、など)も多く残っている。 これは、榛名山からの雷雲が埼玉南部に恵みの雨を降らせたことによると考えられている。
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