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万年寺

Omiya_mannenji2○万年寺・萬年寺
 さいたま市見沼区片柳1-155、048-683-2258

 越生龍穏寺の末寺、永正六年草創・龍穏寺七世開山、旗本初鹿昌吉が中興の開基、本尊木造釈迦如来座像は鎌倉時代の作。
 門は江戸時代中期築(井沢弥惣兵衛時代)、明治十二年再建。

Omiya_mannenji3

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Omiya_mannenji6☆瘤地蔵
 お願生果しは団子山盛り。

※百姓が中休みに地蔵様に足を向けて昼寝をすると、目が覚めたときは足の向きが変わっていた。

Omiya_mannenji1☆龍燈松・竜神燈
 龍神が境内松の頂に燈を高くかかげたらしい。

☆万年寺の竜神灯
 井沢弥惣兵衛が竜神の霊を慰めようと建てたのが竜神灯、毎晩竜神が美女に化けて灯をともしたが、その姿を見られた後竜神は見沼を去り諏訪湖へ向かったともいわれる。

※かつては、井沢弥惣兵衛と見沼の竜神の霊を慰め・五穀豊穣を祈願する行事があった。

Omiya_mannenjic☆万年寺・井沢弥惣兵衛頌徳碑

☆見沼の竜神様
 見沼干拓の命を受け、大宮大日堂を詰所とし寝泊まりしていた井沢弥惣兵衛の枕元に女が現れ「工事の取りかかりを九十九日間延ばす」ように願った。 弥惣兵衛が忘れてしまうと、事故が続き・けが人が続出・死人までで、弥惣兵衛も寝床についてしまった。
 ある夜家来が弥惣兵衛の寝床を覗くと、蛇身の女が弥惣兵衛の体をなめまわしていた。 さすがに弥惣兵衛も怖くなり、詰所を片柳万年寺に移し・しばし工事を中断し、回復を待った。

※見沼干拓後、葬列が門前を通ると・突然暴風が起き・棺桶が空に舞い上がるので、開かずの門とした。 今は開いている。

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