氷川女體神社参道鳥居
○氷川女體神社参道鳥居(氷川女体神社)
さいたま市緑区宮本1-5-24
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参道入口、古代周りは沼であり氷川女体神社へはここ(西側)からしか行かれなかった。 享保十二年見沼干拓前の氷川女体神社は、西向きだった可能性もある。
☆氷川女體神社磐船祭祭祀遺跡
見沼田んぼがまだ沼だった頃、宮本の氷川女體神社から神輿を乗せた御座船が、今の浦和くらしの博物館民家園の南・下山口新田字四本竹にあった御旅所まで渡御し、御神酒などを沼の主である竜神に供献する「御船祭」が行われていました。 発掘された竹の数から推測すると、約200回にもわたり祭祀が行われていたことになります。 その祭祀は毎年又は隔年とされています。 隔年とすれば400年も遡ることになります。 ところが、享保十二年見沼の干拓により、「御船祭」の神事は中止せざるを得なくなりました。 そこで、神事の形態を改め、女體神社鳥居下の突端に新たに田になった所に柄鏡形の土壇を設け・その周囲に池を配し、祭祀の場としました。 享保十四年名称を「磐船祭」として復活しましたが、江戸時代の終わりとともに祭も廃止となりました。 現在、周囲は見沼氷川公園として整備され、祭祀の場は「氷川女體神社磐船祭祭祀遺跡」として、市の史跡に指定されています。 なお、毎年5月4日にはこの地で、復興した現在の祇園磐船竜神祭が行われます。
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