1937年に着工された戸井線は、五稜郭駅から戸井駅までの29.2kmを結ぶ予定でした。 津軽海峡の防備のために建設された汐首岬砲台への物資輸送や・青函連絡船の輸送距離を短絡するため、戸井から津軽海峡を隔てた青森県の大間まで連絡船を運航し・大間から先は大間線(大間~大畑間、未完成)に接続するという計画があったものの、戦局悪化や資材不足により・1943年に2.8kmを残して工事は中断、五稜郭駅から湯の川付近までの線路が敷かれ・湯の川から先の区間も戸井までの路盤や橋梁がほぼ9割方完成した状態で、廃線となりました。
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