TRANSPORTEUR DE VOITURES
BOILOT PETOLAT (仏DINKY No.39A)
当時、国内メーカーは、ミニカー全種を同じ大きさ(全長)になるように作ったため、並べるとチグハグな風景になってしまった。 これに対し、海外メーカーは、小さい車から大きい車まで同一の縮尺で作ったため、統一がとれたものになり、このキャリアカーにも他の乗用型車を乗せられるようになっている。
当時、この様な特装車は乗用型車の5倍位の価格だったので、小中学生にとっては、なかなか買えなかった。 しかし、現在の中古市場では、同じような値段になっている。(バス・トラック・特装車など大きい物は、乗用型車に較べて人気が無いと言うことである。)
MODELPET No.33 (旭玩具)
CEDRIC SPECIAL
○日産 セドリック スペシャル
1965年。
MORGAN PLUS4 (2002年頃中国製)
○モルガン プラス4
年不明(英国)。
PUBLICA (左:2004年TOMICA、中:1960年頃のMODELPET、右:2002年中国製)
○パブリカ
1961年に発売された。 排気量697cc、価格¥389,000円。 このクラスだと、大人4人が乗れた。
MGB(左:ENGLAND DINKY No.113、右:2002年頃中国製)
○MGB
1962年(英国)。
左のミニカーは、日本で売られた中で、初めてドアが開閉できるモデルだったと思う。
NISSAN CEDRIC (2002年中国製)
○日産セドリック
1960年に発売された。 マイナーチェンジされた車に、エステートバンがあった。 このエステートバンは8人乗りで、3列目のシートが後ろ向きであり、乗り降りはリアドアからであった。
MAZDA R360 COUPE (左:1960年頃のMODELPET、右:2001年中国製)
○マツダR360クーペ
1960年に発売された。 価格は¥265,000、型式上は定員4名だが、後席に大人2人は乗れない。 (が、大人3人で東京~仙台を往復したという話を聞いたことがある。)
フェンダーミラーは、運転席側のみであった。
MAZDA CAROL 360 (マツダ キャロル 360)
中国製 (最近購入した)
1960年当時、このクラス唯一の4ドア車。 リアウィンドウが平らなガラスであった。 また、このクラス(幅1.3m×長さ3m)に、大人4人乗るのは無理があった。 ただ、スバル360は、他に比べて室内が広かった。
○マツダ キャロル360
1962年発売。 1960年中頃までの軽自動車には、スバル360・三菱ミニカ・マツダR360・マツダキャロル・(スズライト)フロンテ360
がある。 この他に、コニー・グッピー(愛知機械だったかな?)と言うのもあった。 ミニカーとしてあるのは、スバル360とR360だけだと思う。
発売当初のミニカーは、子供用の玩具であり、フリクショントーイ(はずみ車)だったため、フェンダーミラーは付いていない。 また、小さい部品を作る技術も無かった。 フェンダーミラーの付いているミニカーは、観賞用となった最近のものである。
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