○榛名神社
榛名神社の祭神は火産霊神・埴山姫神で、五穀豊穣を祈願する講による参拝がさかんだった。 特に埼玉南部では榛名講が盛んに行われ、榛名神社に関する伝説(戸田のお水もらいとわらびさま・龍體院伝説渋川氏の夫人・滑川町二宮山八大龍神、など)も多く残っている。 これは、榛名山からの雷雲が埼玉南部に恵みの雨を降らせたことによると考えられている。
○榛名神社参道・1932年
当時の交通事情では、日帰り参拝は困難だったため、参道両側にある宿坊に泊まった。 明治初期には50坊以上あったらしい。
○榛名町は榛名神社の門前町であった。
☆埴山姫命履歴書・榛名神社
イザナミ命が火の神カグツチを産み火傷で死亡・その直前に水の神ミズハノミと土の神ハニヤマヒメを出産、その後カグツチ神と結婚しワクムスビ神を出産、現在「土の神」、及び田・畦・川の堤などの守護神、陶磁器業(古くは祭祀用)の守護神を兼務。
※ハニは赤土粘土のこと。
※ワクムスビ神の頭には蚕と桑が・臍には五穀が生じた。
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