○おばけ桜
笠懸野に伊助とうめ夫婦が住み着いたが、村では他所扱いされていた。 ある冬、伊助は出稼ぎにいったまま帰らず、食べ物に困ったうめ親子は村人に仕事を求めたが冷たく扱われ、とうとう伊助が掘った井戸に親子で身を投げてしまった。 しばらくして、井戸近くの山桜下に子連れの幽霊が出・村には悪いことが次々と起き・干ばつが続いた。 これに恐れをなした村人たちは、清泉寺裏の桜の木の根元に供養塔を建てた。
☆幽霊の足
円山応挙が、女の幽霊を描いた際、足を省略したのがはじまりといわれる。
※井原西鶴の「西鶴名残の友」に出てくる女の幽霊は、梯子を踏み外して怪我をした。
☆幽霊の足
能の幽霊には足があり・歌舞伎の幽霊には足がない、らしい。
★幽霊の腰から下、はたしてどこから無いのか…
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