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○目っこ池と大弓湾(伊勢崎茂呂羽黒原) 「丸池」の鮒はみな片目であったので「目っこ池」と呼ばれていた。 鎌倉権五郎が奥州清原氏と戦ったとき、敵の鳥海弥三郎に右目を射られた。 矢を抜いた権五郎が茂呂の丸池で目を洗ったので、池の鮒はみな片目になってしまった。 このときの矢を祀ったのが木崎・矢抜き神社、池が目っこ池となった。 目を治すとき世話になった家の娘が、形見の大弓を抱いて広瀬川に身を投げた。 その場所を大弓湾と呼び、祀ったお堂を大久庵と呼んだ。
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