○箱膳(御前茶碗・汁椀・お手塩・箸)
昭和初期まで続いた。 食事が済むと、ご飯茶碗に湯茶がそそがれ・それを各器を通して飲み(洗うことになる)・器を納めて・膳棚に納める。 男はあぐらか立膝、女は正座して食べる。
☆箱膳と鍋料理
江戸時代末まで、食事の基本箱膳であり、みんなで鍋をつつくのは下種といわれた。 明治になると、牛鍋の美味さに負けた。
☆手塩にかける
昔、各自の食膳に少量の塩を添え・自分で味を調節した。
☆塩梅
塩と梅酢からの転訛、「えんばい」と読んだ。 室町時代の「按排」と混同されたといわれる。
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