○水塚(板倉町)
一階は食料保存倉庫、二階は避難場所となる。 一階は、麦俵の上に米俵・大豆を積み、味噌や醤油は樽に詰め縄で柱につないでおいた。
伝説①
この地に来た弘法大師が水が漲った沼を渡ることができなかった。 通りかかった老婆は杖でやすやすと通ったので、その杖を借りようとしたが懐に隠して貸してくれなかった。 やがて水がひけ、弘法大師は沼を渡り、老婆は杖とともに石となった。 この地を「姥が懐」。
伝説②
弘法大師がある水塚に一泊したところ蚊が多くて眠れなかった。 そこで加持して蚊がこないようにしたのが「小林家の水塚」。
コメント