グンマの昔:旅籠飯
○一般食
玉子、菜の汁、芋・蒟蒻・揚豆腐・菜・椎茸の煮物、一膳飯。
@桶川・脇本陣内田喜三郎(升屋平右衛門山片重芳・文化十年仙台下向日記)
※朝飯は、菜の汁・きざみするめ・八杯豆腐。
※飯については記載なし。
○大名食
若魚子としょうが、いかといんげんのあんかけ、長芋・椎茸・いんげん・あわび・玉子焼、沢庵、飯、里芋の汁、蓮根の木の芽和え、白瓜の酢和えといなご。
○中山道妻籠宿
飯・菜っ葉のみそ汁・八杯とうふ・塩さばの酒がけ・ほうれんそうのごまあえ・お新香・酒
○東海道新居宿
飯・大根の切り干しのみそ汁・あさりと寒天の酢醤油かけ・ぼらと焼き豆腐と人参の煮付け・うなぎ・お新香・酒
☆江戸の宿屋事情
木賃宿:食料持参、宿で薪を買い(木賃)自炊。
木銭米代宿:宿で米を販売、自炊。
旅籠:部屋食、各種サービスあり。
☆木賃宿
徳川時代に五街道が整備され、各宿場に木賃宿ができた。
※天平宝字五年、僧行基が大和に泊まり小屋「布施屋」を作ったのが元祖といわれる。
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