鮎うるか
☆塩辛
平安時代は「ししびしお」、室町時代は「魚醤」、江戸時代には「塩辛」。 酒盗はカツオの内蔵、めふんは鮭の内蔵、このわたは海鼠の内蔵、うるかは鮎の内蔵。
※土佐十一代藩主山内豊資が、「酒を盗んでも飲みたくなる」といったので「酒盗」。
☆めふん
サケの中骨に沿っている腎臓の塩から。
※腎臓をアイヌ語でメフルという
☆うるか
腹が傷つき売り物にならなくなった鮎、開いて一夜干しにした。 このとき、取り除いた内蔵を塩漬けにしたら美味しかったが、とても一般に売れる味ではなかった。
ある時客が「こんなもの売るか?」、店が「そんなもの買うか!」と断ったとも。
☆このわた
「こ」はナマコ・「わた」ははらわたの意。
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