江戸の鰻
江戸真似・大蒲焼
○鰻の蒲焼
室町時代にはあったといわれる。
※大草家料理書
丸にあぶりて後に切也、醤油と酒を混ぜてつけ・山椒味噌もまたよし。
江戸時代には「中くらいの鰻を割いて腸をとり、四・五片に切り串に刺し、醤油か味噌をつけて焼く」とある。
※土用の丑の日には、「ウ」のつく食物(瓜や梅干など)を食べ・牛を水浴させ・入浴(丑湯)した地域もあった。
☆江戸時代の鰻料理
蒲焼きの他に、なます・刺身・すし・こくしょう・杉焼き・山椒みそ焼き、などあったらしい。
☆土用丑の日
神田の鰻屋春木屋善兵衛、夏場に鰻が売れないので平賀源内に相談に行った。 当時、土用の丑の日には、うり・うどん・うめぼしなど「う」のつく物を食べる。 ヨシッ、「うなぎ」に決めと引札を作り宣伝した。
☆グルメベスト8
鰻の蒲焼・握り寿司・てんぷら・そば・おでん・海苔・佃煮・とじょう鍋
☆土用蜆
シジミをシジメともいったので、味噌汁にして食べると目の疲れをいやすといわれた。
☆ウナギ
蒲焼に熱い酒を注ぐと「うな酒」、蕎麦にのせると「うなぎそば」。
※チョット蕎麦でも食べるかと…
☆土用
土用の丑の日、古くは鯰・鱧など「黒いもの」を食べるとよいとされていた。
※黒いものは悪魔除けになると考えられていた
☆土用の丑の日
平安時代にも土用の丑の日には鰻を食べたともいわれる。
※丑→牛(当時は黒牛)→黒い→黒いものを食べた
コメント