○練り物(鴻巣)
桐材のおが屑と正麩(小麦粉澱粉)を練り固めて作った。 土人形よりも精巧で・軽く・割れにくいので、雛人形の頭に使われている。 鴻巣では赤色に彩色し、子供の疱瘡除けとしたので「赤物」とよばれる。
〇赤絵
江戸時代に疱瘡除けに用いられた赤一色の版画。 赤色には病を払う力があるとされ、見舞い用の菓子袋にも刷らた。 真ん中に「病床からの起き上がり」を意味する達磨・左右には疱瘡を払うと信じられた魔除けの神鍾馗と武将源為朝が描かれている。 背景の富士山には「病の山を越える」の意。
☆ぴんぴん鯛・ピンピン鯛(滋賀草津)
疱瘡除けのおまじないとして張子の玩具を贈る風習があった。
*古くは疱瘡見舞いに生きた鯛を贈った。
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