たか乃
☆羊羹
中国古来は、羊の肉の汁物だったといわれる。 鎌倉時代に、禅僧が点心の一つとして伝え、この時僧に禁じられている肉の代わりに小豆などを使ったといわれる。
※蒸羊羹に近かったらしい。
※天正十七年伏見駿河屋岡本本善右衛門が、練羊羹を創製したが売れなかったという話もある。
☆ようかん
室町時代にうまれたヨウカン、小豆・米粉・葛粉などを混ぜ合わせて作ったので甘みは無く・お腹をふくらませるものであったらしい。
☆総本家駿河屋・和歌山
室町時代寛正二年、善右衛門京都伏見に饅頭処「鶴屋」開業。 天正十七年砂糖を使った蒸し羊羹「伏見羊羹」制作、これが豊臣秀吉の意に適い「紅羊羹(後に夜の梅)」として評判となった。 慶長五年、五代目善右衛門が作ったのが「煉羊羹」の始まりといわ、紀州徳川家御用菓子司となった。 徳川五代将軍綱吉息女鶴姫の紀州家輿入に際し、屋号「鶴屋」を返上し「駿河屋」を賜った。
※鶴屋(豊臣秀吉)に対抗し、前田利家がつくらせたのが「藤むら」ともいわれる。
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