○ヴェガ号航海誌・ノルデンシェルド
1879年9月28日浅間山行き、馬車でナカセンドーをタカサキへ向かう。 タカサキでは何処も泊めてくれず、警官の紹介でやっと一泊できた。 翌日人力車で伊香保へ向かう(5時間)、伊香保でスウェーデン製マッチ発見・ニセモノも多し。
籠で沢渡へ向かう(10時間)、座れないので足を投げ出す。
草津へは籠や馬を乗り継いだ、混浴に驚く。
10月3日浅間山へ向かう、六里カ原で野宿し4日浅間山頂を目指す。 その後追分村に泊まり、馬車でタカサキへ帰路。
追分
草津温泉
※混浴は、明治二年二月二十二日・東京府下で禁止された。
草津温泉名所
☆風呂屋
天正十九年頃、江戸銭瓶橋付近に銭湯開店。 蒸し風呂につき、男は風呂褌・女は湯文字着用のこと、蒸気で身体を蒸して・湯女が竹箆で垢を掻き落とした。 宝永頃、無褌で入る「湯」が登場した。 江戸には井戸が少なく、このころの湯は混浴(入込み湯)であった。
※湯に入るときは、「冷えものでございます。少々ごめんください」が決まり言葉だったらしい。
☆人力車
明治二年和泉要助らにより人力車登場、その後メーター付き(里程計)六人乗りも。 明治三十五年には全国で二十万台・海外輸出年間五千台も、市電登場で衰勢し1933年全廃。
コメント