三越100年の記録
○三越(百貨店)
延宝元年(1673年)三井高利が江戸本町一丁目にて呉服店「越後屋」創業、明治三十七年(1904年)株式会社三越呉服店設立、
※越後屋は、正札販売・反物切り売り、雨の日には貸し傘サービスもあった。
※明治28年11月東京本店で陳列場開設。(ひやかし客は入りづらかったらしい)
※1932年4月29日地下鉄「三越前」駅開業。
○三越とライオン像
ロンドン・トラファルガー広場ネルソン記念塔してのライオンを型どり鋳造した。
※ライオン像は太平洋戦争で海軍省に回収されたが、戦後に東郷神社に放置されているのがみつかり再び正面口に設置された。
※1923年7月1日には五階窓外に、ジュバニーダ・ボロニア作の「マーキュリー像」が据え付けられた。
☆三越本店は関東大震災で焼け、その後修築された。
☆デパートの下足預かり
関東大震災で立て直されてから、客が土足のまま店に入るようになった。
三越呉服店(明治二十八年)
☆三井家
粗末な衣服・三食とも一汁一菜で財産を築いたのが三井家、後の越後屋・三越。
☆店内鉄道・下駄鉄道・下駄運搬装置
明治四十年高島屋大阪支店、脚の履き物を入口から出口へ運ぶため、床下に隧道を通し鉄道を敷いた。
※大丸東京店にもあったらしい。
☆キャッシュキャリア・気力金銭運送機
売り場でお金を払うと、お金と伝票が機械で帳場まで運ばれた。
※お釣りや領収書が戻ってくるのに時間がかかったらしい。
☆越後屋・三越
江戸日本橋の越後屋、にわか雨のときには番傘を無料で貸し出した。 傘には大きく三井家紋入り。
☆三越の包装紙「花ひらく」・1951年
デザインは猪熊弦一郎、MITSUKOSHIという字は「やなせたかし」が書いたらしい。
※やなせたかしは、当時三越宣伝部の社員だった。
東郷神社
気力金銭運送機、 Pneumatic tube (Lamson U.S.A.)
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