柳原馬頭観音堂
☆馬頭観音様履歴書
もとはインドの神ハヤグリーヴァ、恐ろしい顔をしていた。 奈良時代に中国から来日、平安後期六観音のなかで畜生道担当となる。 室町時代以降に優しい顔に変身し・馬の守り神となる。 蒼前様と交友関係あり。
※六観音の分担は、地獄担当・餓鬼担当・畜生担当・阿修羅担当・人担当・天担当の六課。
☆餓鬼
死後、餓鬼道に落ちた亡者が餓鬼。 子供が食べ物をむさぼり食うさまに由来。
☆天邪鬼
天探女に由来。
☆餞・うまのはなむけ
古くは、道中の無事を祈り、旅人の向かう方向に馬の鼻を向けた。
☆地道
普通の速度で歩く・普通の速度で馬を進ませる、の意。
☆出張
戦場へおもむくのが「出張:でばり」。 馬に乗って戦場へ出るのが「出馬」。
☆埒があかない
馬が逃げないように馬場を囲った柵が「埒」。
※「埒が明く」との表現もあった。
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