旧茂木佐平治家住宅
☆旧茂木佐平治家住宅主屋
大正/1922-1924頃
木造平屋建,瓦葺,建築面積618㎡
醤油醸造で名の知られた茂木佐平治の旧宅で,純和風の建築。平面は,西面に入母屋屋根の車寄せが付く玄関部,広間を中心にした接客部及び奥側の居室部から構成される。大正期の和風住宅の好例であり,現在市民会館として広く使われ親しまれている。
☆旧茂木佐平治家住宅茶室
明治/1868-1911
木造平屋建,柿葺,建築面積28㎡
主屋の東側に建つこけら葺の茶室で,簡素な造りながら吟味された材料を用いた内部の造作は技術的に高度で見るべきものがある。松樹庵とも呼ばれ,南側に腰掛待合や蹲・灯籠が一体的に残り往時の面影をよく残す。茶会等に広く活用されている。
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