切腹もなか
切腹最中
株式会社新正堂@東京都港区新橋4-27-2、03-3431-2512、祝祭休
当店が「忠臣蔵」の起こりとなった浅野内匠頭がお預けになり切腹された田村屋敷跡にあり「忠臣蔵」にまつわる数々の語りぐさがこの菓子を通じて、皆様の口の端にのぼればという思いを込めた商品です。 たっぷりあんは、結晶の大きな純度の高い砂糖を使用し、求肥(ギュウヒ)入りの、甘さをおさえたさっぱりした味です。
☆明治時代の最中は中身の餡が僅かしか入っていなかったので、最中皮の縁を湿らせて皮二枚を貼り合わせたらしい。
☆てんぷら菓子
税金対策として、砂糖の入らない菓子に砂糖をかけた(砂糖の衣を着せた)ものがあったらしい。
☆菓子税則
明治十八年公布、明治29年営業税が創設されたため廃止。
菓子税創設の理由について政府は、保護関税がかからない外国からの輸入砂糖が大量に流通し、国内の砂糖産業が大きく圧迫されていた状況の打破にあると説明していますが、実際には外国産と同様に国内産の砂糖も課税対象であり、国内産砂糖の保護には結びつきませんでした。 菓子税則法案の審議を行った元老院でも同様の指摘がされました。 元老院は、むしろ砂糖を多量に消費する菓子を一種の「奢侈品」と位置付け、課税の根拠の一つとしたようです。
※「菓子税則」以前にも菓子に対しては、各地で「菓子屋税」・「菓子種商税」・「饅頭屋税」・「餡物商税」などの税が課税されていた。
※菓子税や醤油税が導入された背景には、前年に起きた甲申事変により陸海軍の拡張が急務となり、それを賄う新税創設が必要となった。
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