○アマテラスとスサノオ
ヨミ国から逃げ戻ったイザナギが川で体を洗うと、左眼からアマテラス大御神・右眼からツクヨミノ命・鼻からスサノオ命が生まれ出た。 そこでイザナギは、アマテラスに高天原を・ツクヨミノに夜の国を・スサノオに海を治めさせることにしたが、スサノオはイザナミを慕い泣き続けたため追放されてしまった。
スサノオは天上の姉アマテラスのところへいとまごいに行き、「アマテラスがスサノオの剣をもらい・スサノオはアマテラスの勾玉をもらい、それぞれが口に含み・噛み砕いて霧のように吹き」生まれた神の性別で身の潔白を証明した。
また、イザナギが禊をするため汚れた衣服を脱ぎ捨てると次々に神が生まれ、投げ捨てた杖から衝立フナドノ神が現れた。
※フナドノ神は、後に道祖神になったといわれる。
※玉から女の子が生まれたり・剣から男の子が産まれたら、アマテラスの勝ち。 玉から男の子が生まれたり・剣から女の子が産まれたら、スサノオの勝ち=潔白。
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