森八
☆森八・金沢市大手町10-15/新宿区四谷2-9
加賀藩主前田利家配下亀田大隅の子森下屋八左衛門(宗兵衛)が、寛永二年創業。 明治二年「森下森八」に改称、明治後期に「森八」に改称。
初代八左衛門当初は酒造業、後に菓子業に転業し「長生殿」考案・当初はもち米を練り白地に黒ごまを散らした塩味だった。 三代目八左衛門が和三盆糖を用いて現在の形となった。
※大隅が戦いの折、「龍の爪が玉を掴んだ紋章」を描いた胴丸を着けていた。
☆森八・長生殿本舗森八支店
大正五年十一月日本橋本石町に開店
※長生殿、古くは白色長方形に黒胡麻をまばらに振りかけてあった。 これを見た後水尾帝が「田の面に落つる雁の如し」と言ったのが落雁となった。 さらに小堀遠州候が「長生殿」と名付けた。
○鮓饅頭
求肥を固めに煉り上げ・餡を包み・煎粉に漬けた菓子。 なれ鮨を漬け込むように、煎粉のなかに饅頭をはさんで押したのではといわれる。
※酢饅頭の中身の餡は蜜柑漬けだったらしい
※餅米の干飯を挽き割って煎った煎粉に饅頭を押し絡めたのが「飯鮨」に似ていたとの説もある。
※同様の「千歳鮨(金沢森八の千歳)」もある。
コメント