古くは本郷村に創建。 社地では、山の上の大木に近づけば祟りがあるといわれていたが、六月朔日に大雪が降り積もったので小社をつくり、天正二年本郷村名主木村万右衛門・同牛久保隼人の二人が、駿河の富士浅間社を勧請し、六月朔日が富士講詣となった。
寛永六年本郷の地が加賀藩前田家の下屋敷に充てられたため、駒込へ移転。
☆麦藁蛇(神竜)
宝永年間に百姓喜八が麦藁で蛇を作り、祭礼の日に売り出すと人気となった。 その年の秋に疫病が流行るも、この麦藁蛇を買った家からは病人が出なかったといわれ、ますます評判となり・やがて名物となった。
※古く蛇は水神の象徴・神使とされた。
富士講詣
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