☆旧森龍織物(森竜織物)・川口市安行領根岸
主屋:大正十三年、工場:大正九年(現存しない)
明治十六年森龍三郎(神根村染物紺屋)が賃織業を始め、明治三十三年現地に移り縞風呂敷などの織物製造。
※写真を訂正しました
初代森龍三郎が日本橋で奉公後、神根村にて生家の染物紺屋を継いだ。 明治十六年貸織業を始め、明治三十三年現地に移り・縞風呂敷などの織物を製造。 明治三十九年二代目(榎原)龍三郎が織物業を進展させたが、後に貸工場となった。
※創業時には倉庫・煙突・鋸屋根工場・女工宿舎などがあったが、現在は主屋のみ。 主屋は関東大震災で破損、大正十三年再建。
※葛城織(白及茶)、小倉(霜降・黒・紺)、綾木綿風呂敷地(黒・浅黄)、男女帯、など。
※明治時代の神根村は、西野吉蔵をはじめとし綿織物業(後に広幅綿服地)が盛んであった。 その延長が埼玉紡績。
※織物工場は、里・辻・三ツ和・上青木・前川・根岸、に多くあった。
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