沼影観音堂
沼影観音堂のイヌマキ
高さ15m・幹まわり1.46m・根まわり2.5m・枝張りは東西6.1m、南北7.5m(指定時)。 地上2.6mのところで幹が2本に分かれますが、特に損傷もなく自然な発育を遂げた樹形で樹勢も良好、イヌマキとしてはかなりの古木に属します。
☆沼影観音堂厨子江戸時代初め頃。
一間厨子・禅宗様・入母屋造。
桁行1.265m・梁間0.880m・高さ2.000m。
観音堂須弥壇に安置。 全体漆塗り。
☆廣田寺本尊縁起絵馬 縦101cm・横190cmの大きな絵馬です。
弘化三年に作られたもので、五十五行にわたり廣田寺本尊・聖観音の縁起を書き、下にその縁起を説明する太鼓に乗せた聖観音を曳いているころが描かれています。 縁起の内容には、伝説的な部分も多くありますが、実際、観音堂には鎌倉時代の作とされる聖観音が本尊として祀られており、絵馬の内容は貴重な資料となっています。
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