西光院

☆明和三年銘半鐘 
 西光院境内 
 青銅製銅鐘は江戸時代初期以来の川口鋳物業の代表的鋳物製品でした。 この半鐘は、数少ない銅鐘の遺例の一つであり、市内に現存する中では2番目に古いものであり、半鐘としては現在のところ最古です。 
 この半鐘は、明和三年即善という僧侶と旧上戸塚村の薬師講中が、かつて南方にあった薬師堂に奉納したものです。 薬師堂は現在西光院境内に移転しており、半鐘は行事開始の合図などに使用されています。 川口鋳物業史の一面を語るうえで、また旧上戸塚村の地域信仰を語るうえでも貴重です。 
☆寛永二十年銘山王二十一仏庚申塔、西光院 
 江戸初期/1643 
 安山岩・板碑型・総高106.1㎝・最大幅40.5㎝・奥行22.0㎝ 







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