« 雅叙園 メモ | メイン | 装束稲荷神社 »

切山椒

Kirizansho〇切山椒・きりざんしょ
 糝粉を蒸し、砂糖をつきまぜて甘くした糝粉餅に山椒を粉にして加え、小さな算木形に細長く切った菓子。 白・薄紅・茶の三色が多いが、五色もある。
 古くは山椒餅、粳米粉を使い・味噌味を加えていたらしい。 

 切山椒は和菓子の一種で、正月に食される餅菓子である。 糝粉に砂糖と山椒を炒った粉をまぜて(または、その粉をぬるま湯にしみ出させたものをまぜて)練った生地を蒸し、臼で搗いたのち、算木形ないし拍子木形(細長い直方体)に切りそろえて作る。 色は紅白に染めたものが多いが、碾茶や黒糖などを使い五色にしたものもある。 臼で搗いたのちさらに蒸して搗き直したものは練山椒といい、極上品のぎゅうひ菓子として扱われる。
 江戸時代からある菓子で、茶人の小堀遠州が好んだと伝えられる。 古くは山椒餅とも呼ばれた。 算木形になったのは江戸後期からと言われている。 また、酉の市で売られる縁起物でもある。

横線540

☆山椒魚を使った切山椒というのもある
 さんせうのうちのしろみをとり、よくすりて、花がつほ、みそをくはえ侯。 かげんは、からみよきはどにこれ有べく侯。 つくね、ひらめ、こまかに一部四方きり、よくほして、なをほ色にかけてよし、ちんぴも入、たまりくはゆる。

Sanshouo

横線540

Kirisensho☆キリセンショ・きりせんしょ(岩手地方)
 キリセンショは岩手県央部に見られる茶菓のひとつで、桃の節供のお供えやおやつとして作られました。 かつて山椒を刻んで浸した汁で粉を練ったことからその名がついたと言われますが、詳しいことはわかっていません。 キリセンショは地域や家ごとのレシピがあり、一様ではありません。 醤油や砂糖などで味を調えたうるち粉の生地を作り、その中央に黒砂糖とクルミを入れて俵型に丸めます。 最後に、専用の菓子型で成型し蒸します。

コメント

コメントを投稿

コメントは記事の投稿者が承認するまで表示されません。

ブログ記事を検索できます

  • Google

ブログ画像を検索できます

下記のアルバムを見る時は、右クリックから新しいウィンドウを開いてください。

ミニカー

  • Minicar1323a
    [Diecast cars]
    Any question available.
    Please ask in コメント column.

駄菓子

  • Dagashi1870a_2
    10円玉の世界-DAGASHI

めたる

  • Orgel_2b
    銅板・銀板の世界

北海道の昔

  • 啄木像
    北海道観光 in 1960'

札幌の昔

  • 定山渓
    札幌・定山渓

函館の昔

  • 啄木像
    函館・大沼

青函連絡船

  • Mashu_1fc
    田村丸から十和田丸まで .

浦和の昔

  • Aburaya1952
    浦和周辺

川口の昔

  • Kawaguchi41
    川口周辺

Nicolai Bergmann

  • Nicolai17a
    Nicolai bergmann
    (BOX ARRANGMENT)
    by ESTNATION