美女神社
☆疱瘡除けの神様
鈴についている布を腕に巻いて祈願すると疱瘡跡が残らず美人になれる、といわれた。 お願生果しは新しく布を奉納した。
美女神社の創建年代や由緒については不詳ですが、古くは宇津久志の宮と呼ばれていたといい、美宮から美女神社と称するようになったものと推定できます。
創建年代不詳。 同神社は「うつくしさま」と親しまれ、祭神は市杵島姫命です。 一説では「いちきしま」が「いつくしま」となり、「うつくしさま」に転化し、「美女」になったとも言われております。 市杵島姫命を祭る神社は全国にたくさんありますが、厳島神社になることが多い中、当社は神社庁が包括する全国約8万社の中で唯一「美女」が付く神社です。
子どもの神様とも言われ、疱瘡やはしか、百日咳になったときは、社殿の大きな鈴についている布を腕に巻いてお願いすると、痕が残らず美女になると言われ、はしかが流行すると列を成してお参りし、病気が治るとお礼参りをして、新しい布を奉納したと言い伝えられています。 現在も、赤・白・青の布が残されています。 現在でも子供の七五三の時などには参詣する人が多く賑わいを見せます。
徳川時代の地誌「新編武蔵風土記稿」には、「美宮ハ村ノ北ニアリ宇津久志ノ宮ト云ウ」と記されています。
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