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たこ洗い機

Takoaraikiタコを洗う洗濯機

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Takotsuri章魚

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Tako_1955c1955年頃

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Takojizou☆蛸地蔵天性寺・岸和田市南町43-12
 岸和田城落城寸前となった際、地蔵が大法師の姿に変じて現れ・縦横無尽に暴れ回り危急を救ったといわれる。
 古くは領民が浜辺で、木彫りの地蔵を恭々しく捧げ持った蛸を見つけ、和田和泉守高家が城の鎮護の仏として祀ろうとしたが、戦火で焼失してしまうのを危惧し油紙で包み城濠に沈めたといわれる。 これを見つけた城主中村一氏が、地蔵堂を築いて奉安したといわれる。

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Takoyakushi0☆蛸薬師(野堂)・野中山全興寺(平野本町)
 聖徳太子が、平野の野中の地に小宇を建立して薬師如来の像を安置したといわれる。 この薬師堂から次第に町が形づくられ「平野」発祥の地とも言われてる。

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Takonomatsu☆蛸の松(亀の松)・中之島4
 慶長年間に福島正則が植えたといわれる。 明治十年枯死。

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Takoishic☆大阪城桜門のたこ石は三十六畳敷

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☆海船魚市場
 夏の夜市には大和向けの蛸が盛んに商われたので「蛸市」ともよばれた。

☆てんて・蛸の鉢巻き
 ある昔漁師が大蛸を獲らえるも大きすぎて鍋に入らず、そこで風呂桶に放り込みドンドン薪をくべた。 するとタコが一言「ああええ気持ちや にいちゃん てんて」。
 かくして、タコは手拭いで鉢巻きをするようになった…

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☆岸和田のむかし話・蛸地蔵の話

 この天性寺に、お祀りされております地蔵菩薩。これが、どなたがお作りになったか判らんのです。判らんのですけれども、人の口によって伝えられるところによりますと、むかーしからこの土地におられまして、岸和田の地主神やないかと、皆が言うてるわけですな。
 さ、そこで、昔はどうやったかと申しますと、宝塔もあり、でーんとした大きなお堂も仰山にあり、厳かな、その上に美っつくしい、これ以上は、どないも手の入れようがない、また、他に比べようがないちゅうくらい立派なお寺にこのお地蔵さんがお祀りされてたと言いますな。その場所はちゅうと、今のご城内じゃ、と伝えられております。

 ある時、賊軍がこのお寺に乱入しましてな、陣屋を構えて、好き勝手に坊さんを捕まえて、その坊さんに軍の仕事を無理矢理さしたり、金銅でこさえてある佛さんのお道具をくだいて、刀や鎗をこさえて、その上に、あろうことか、お地蔵さんを斧で叩き壊そうとしましたんや。このお地蔵さん、ほんまは木ですんや。そやのに、なんぼ斧でぶっ叩いても、鉄や石より固うて、ちょっとも、傷もつきませんのや。さあ、そうなるとその賊共は怖ろしうなってって、「こんなもん、海へ放してしまえ」て、海へ放り込んでしもたんや。お地蔵さん、お気の毒に海の底へ沈められてしまわれたんです。

 それから何年も何十年も経って、そんな惨いことがあったのを、情けないことに誰一人知ってる者がおらんよになってしもたんや。
 それからまた、何年も何十年も経って、第95代、後醍醐天皇の時代て言いますさかい、建武年間ということですな。楠木正成が和泉国の守護に任じられて、その正成の代わりに、甥の和田和泉守が、岸和田のお城に来ておられた頃のことですわ。
 或る日のこと、えらい風が強なってきて、どーんどーんと大きな波が打ち寄せてって、さあ、その波がお城の中まで入ってくるかいなちゅうよになった、城の中も外も、みな、びっくりして、「えらいこっちゃ、えらいこっちゃ」て、みな、山手の方へ逃げ出してしもたんや、そら、誰かて逃げるわなあ。
 ところが、その時に、法師の格好をしたものが、波に漂うように浮かんで、だんだんに近付いて来て、いよいよ、お城のねきまで来たなと思うと、今まで荒れ狂ちゃった波も風も、ぴたっと止んで、さあっと静まってしもた。それどころか、今の今まで、波にさらわれそになっちゃった家まで、どっこも傷んでない。みな、「こら、どないなってんな、怪体ななあ」ちゅうて走り寄ってって、またびっくりした。さっき、法師の格好やなあと思て見ちゃったのが、これが、それはそれは円満なお顔の、大きなお地蔵さんやったんや。そのお地蔵さんが、これまた、今まで見たこともないよな大きな蛸に乗っておられる。廻りへ集まってきた人々が、思わず両手を合わせて、心から拝んだ、と言いますな。
 そのうちに、誰が言うともなしに、「むかし、このお城のとこに、大きな立派なお寺があって、そこには、そら有難いお地蔵さんが居られたんや。そやけど、賊軍に海へ放りこまれて、それきりになってしもちゃった。ところが、この頃になって、ようやっと、この岸和田もお城が出来て、だんだんに繁昌してきだしたんで、またお地蔵さん、戻ってきてくれたんやろかい。嬉しいことやないか」

 それからそれへと聞き伝えた人々が、あっちからもこっちからもお詣りに集まって来て、大層な人出になったんやそうですわ。
 さあ、そうなってくると、殿さんもじっとしてはおれん。家来に命じて、城内の清潔な所を選んで、新しいお堂を建てて、そこへお地蔵さんをお祀りしたんです。しかしやな、そうしてお祀りしてみたものの、世の中はまだ戦乱の最中。夜といわず、昼といわず、殿さんの頭の中は戦のことばっかり。
 さあ、そないしてるうちに、拍子の悪いことに心配が当たって、戦になってしもた。この戦、勝つにきまってりゃどうちゅうことはないんやけれど、もし、万が一にも、敵に攻め込まれて、城に火をかけられるよな事になると、勿体ないことに、このお地蔵さんも燃やされてしまうやろ、そんな罰当たりなこと出来んやないか。ほたらどないしよう。
 ええい、お地蔵さんをお守りするためや、お地蔵さん辛抱してや、ちゅうて、お堀の泥の中へ埋め隠しておしまいになったんや。
 それから後も、なかなかに世の中、治まらずに年月が過ぎて行くんですけど、お地蔵さんをお堀の中から助け出すひともなしに、泥の中に埋められたまま、ただ歳月だけが、むなしく移り変わって行くんです。
 そんなこんなのうちに、また何年も何十年も経っての天正年間。松浦肥前守が城主の時のこと、紀州の根来・雑賀の軍勢が、突然に攻め寄せて来ましてな、わぁわぁ、わぁわぁの大乱戦になったんです。

 お城の方もなかなかに厳重で、よう、守り防いで戦こうちゃったんやけど、敵の勢い物凄く、このままやったらお城が保たん、と言うその時。一人の法師がどこからともなく現れて、何万という敵に飛びかかり、手に持った錫杖をぶんぶんと振り廻して敵兵を薙ぎ倒す、その勢いの凄まじいこと。天が稲光し、地が揺れ動くようやったそうな。
 いかな敵軍も、これには恐れをなして、一時は退くかと見えたんやけど、何んせ、多勢に無勢。力を盛り返してきて、「たかが1匹のたこ法師。攻め取れよ、逃すな、逃すな」と、口々に罵って、法師めがけて取り囲み討ちかかって来よった。
 この時、俄かに、ごうごうと海辺が大きな音を立てて、その海から何千何万という大蛸小蛸の大群が、口から墨を吹き出し吐きかけて、敵軍目がけて攻めかかるんや。忽ちに、辺り一面、闇夜の如くに真っ暗になってしもて、蛸の吹き出す毒気にむせたんかしらんけど、もんどり打って馬から落ちる奴、そこらへひっくり返る奴と、ばたばたばたばたと倒れて、敵軍隊に負けてしもて引き上げたんや。

 さて、戦が終わって殿さんが、家来を集めて手柄のあった者に褒美をやる事になったんやけど、一番の手柄は、何ちゅてもあのたこ法師や。あの法師のお蔭で勝つことが出来た。そのご恩に報いたい、どこに居られるのかと問うてみたんやけど、誰れも知らんのや。
 あの働きは人間業ではない、何とかお礼を申し上げたいと思いつつも、戦の疲れで寝てしもた殿さん。けど、その気持ちが通じたのか、その夜の夢に法師が現れて、「あんたは知らんやろけど、私はその昔、この土地を守るために海中から現れたものである。今でもその思いに変わりはない、そやさかいに今回も現れたんや。ほいで、大敵を防いだんやけれども、人を殺すちゅうことは本意やないので、私の身内一族の蛸を使うて、あんたに勝ちを取らしただけや」
 殿さん、夢から覚めて、まだ夜も明けてないのに、家来を呼び集めて、今の先の夢の話を言うて聞かしたもんやさかい、聞いた家来達、心の底から敬いの気持ちになったんやそうですわ。
 それから幾日もせんうちに、夜になると、堀の中に何やら光るものが見えるちゅう噂話が、殿さんの耳に入ったんで、早速に堀の中をさらわしてみると、怪体なもんが見つかりました、ちゅうんで上げてはみたけど、泥まみれで、何が何じゃら判らん。
 そこで、水をかけて、ささらでこすって洗てみると、頭の丸い、長さ三尺程の、片膝を曲げて片足を延ばし、左手に宝珠を捧げ、右手に六環の錫杖を持っておられるお地蔵さんや。殿さん、涙を流して喜び、その場にひれ伏して拝んだそうな。
 そうして、家来と相談して、「これは本当に良いご縁に会わしてもろうた。この地蔵菩薩が在す限り、万民共々、このお城は泰平が約束されたも同然じゃ」そう言うて、城内に別殿を造って、お地蔵さんを安置して、ひと7日の間、城門を開けて、城下の人々にもお詣りを許したんや。
 それから、まあ色々と、ご利益を頂いたんやけど、文禄年間になって、お殿さんの国替えの時に、このお地蔵さんも、一緒にお連れしようやないかと寄り寄り相談してたんや、な。そうすると、或る晩、お地蔵さんが夢枕に立たれて、「私を連れて行くつもりやそうやけど、私は、この地にこそ因縁があるんで、ここを離れる  気はない。それでも強ってというのなら、この錫杖を与えるよって、これを私と思て持って行きなされ」
 殿さん、はっと目が覚めて、辺りを見廻すと、枕元に六環の錫杖が置いてある。「ああ、勿体ない、有難うございます。この錫杖、我が家代々の宝物にします」ちゅうて、どこい行くにも持ち歩いちゃあったそうですわ。

 それからまた何年かして、小出播磨守が城主の時に、白法師の姿をしたものが、お城の周辺に時々出るちゅうことで、道往く人々が、えらい恐ろしがってるちゅう噂が、お殿さんの耳に入った。
 そこで、家来達を集めて、これはどういうことであろうか、といろいろ評議したんやけど、誰れも、白法師の正体が、お地蔵さんやと見抜けなんだんや。そこでお殿さんが、「これは、お地蔵さんが、前世からの因縁をもって、道往く人々にも、拝みやすくしてもらいたい、という大きなお慈悲やと考えられんか。
 しかし、そうやとすると、このお地蔵さんを城の外へ移さないかんことになるが・・・・・・」と、ここで思案に余ってしもたんやわ。
 この時、「私は、このお地蔵さんを、心から信仰している者でございます。この際、是非、私のお寺へお迎えを申したい。必ず、お地蔵さんのお心に添うように致します」と、申し出た者が居った。それが、その当時の天性寺の住職で、得誉泰山上人であったわけです。
お迎えさせて頂いたものの、このお地蔵さん、1000年もの昔から、数多のご苦労をなされた尊像ですので、あっちこっちと傷んでおられる。
 これでは勿体ないちゅうことで、京の都へお連れして、修復して差し上げねばと思うて、その用意をしていると、その夜に、長谷川勘左衛門という士の夢に、お地蔵さんが立たれて、「天性寺の住職が、私を修復するために、京へ上ろうとしている。それは結構なことやけれども、私は都へは行きとうない。岸和田へ佛師を呼び寄せるように伝えてもらいたい」と、告げられたんや。
 長谷川氏は、そんな事ちょっとも知らんかったんやけど、こうして夢のお告げを頂いた上はと、夜の明けるのを待ちかねて、天性寺へ来てみると、さあ、えらいこっちゃ。
 京都へ出発する準備で、みな忙しそうに働いている。こら早よ言わな、と早速に和尚に会うて、「これこれ、しかじか・・・・・・・・・」と、夢のことを、お話しますと、和尚もびっくりして、それならと京都へお連れするのを取り止めにして、佛師を呼び寄せたのですなあ。
さて、佛師が到着して、修復のために、ご尊体を調べてみますちゅうと、鉄砲の玉が、いくつとも知れんくらいに見つかったんですわ。
その昔、蛸を引き連れて、岸和田を守るために戦こうたちゅうのは、唯の噂話やないていうことが、ハッキリと判って、改めて、このお地蔵さんの有難さに、両手を合わせたということです。そして、この度の修復で、綺麗に仕上げてしまうのは易いことではあるけれど、後の世の人達が、「そんなことあるかえ。そら話だけのこっちゃ、誰ぞの作り話やろ」と、疑いの心を持ったら勿体ないことやと、わざわざ、鉄砲の傷あとを1か所だけ修復せずに残しておいた、と言われます。得誉泰山上人の心づかいにも、頭の下がる思いが致します。

 このような話を伝え聞いた数多くの人達が、遠くといわず、近くといわず、老人といわず、若者といわず、男といわず、女といわず、沢山の人達がお詣りをして、みな、各々がご利益を蒙ったのでございます。

 仰ぐべし、信ずべし、嗚呼、尊いかな、蛸地蔵の化主、大薩 ・ 南無地蔵大菩薩。

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