○足尾銅山
1550年足尾銅山発見(古川鉱業会社発表)・1610年足尾銅山発見(地元発表)、1627年日光東照宮支配下となる、1648年公儀御用山となる、1844年休山状態となる、1868年明治政府が没収、1878年古河直営となる(民営化)、1891年馬車鉄道、1896年大通洞(運搬坑道)完成・渡瀬川大洪水で鉱毒問題、1897年鉱毒予防工事命令、1905年日光精錬所稼働、1907年足尾暴動、1912年足尾鉄道開通、1918年古河鉱業株式会社設立、1973年閉山、1989年精錬所操業停止・古河機械金属株式会社に改称。
※足尾鉱業事務所(本山にあったが足尾暴動で焼失、再建されるも1970年頃取壊された)
《グンマを話そう》
○食わず女房(頭から飯を食う鬼女)
ある昔ドケチな男が「美しくて飯を食わない女」を女房にした。 確かに飯を食わないのだが、米櫃の米はすぐに空になる。 不思議に思い出かける振りしてコソッと覗き見すると、大きな釜で飯を炊き・頭のてっぺんに隠れていた大口を開き、どんどん飲み込んでしまった。 その正体は山姥であった。 そこで男は離縁を申し渡したが、逆に桶に閉じこめられ、山奥へと運ばれていった。
恐怖のあまり動けなかった男は、偶然垂れ下がっていた藤のツルにつかまり・桶から飛び降りて・一目散に逃げ出した。 山姥に追いかけられた男は、ショウブとヨモギの茂みに身を隠した。 山姥はヨモギのにおいが嫌いで・ショウブは刃のように刺さり、男を見つけることができなかった。 こうして、五月の節句には匂いのあるヨモギとショウブを飾るようになった。
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