アイスまんじゅう、赤石最中、甘太郎焼、あんこ玉、糸くるま、碓氷貞光の力もち、おやく、オランダコロッケ、かりんとうまんじゅう、かりんとうまんじゅう、ガンコじいさんの手焼、嘉祥献上最中、絹衣、草餅(あんなし)、栗まんじゅう、栗ようかん、くるみ焼きまんじゅう、黒豆大福、小町まんじゅう、小松屋の花ぱん、コロッケ、酒まんじゅう、酒まんじゅう、塩大福、しょうゆさぶれい、しろつばらくがん、そらまめまんじゅう、たいこ焼き、玉子ぱん、たれだんご、だんべえまんじゅう、チーズどらやき、チーズのみそ漬、長井屋まんじゅう、生クリーム大福、バターどら焼き、みそまん、味噌まんじゅう、みたらしだんご、メロンパン、本宿どうなつ、湯の花まんじゅう、レーズンサンド、寒天りんご、焼きまんじゅう、水上まんじゅう、麦落雁、美山羊羹、福だるま最中、片原饅頭。
《グンマを話そう》
○赤石になった僧兵・多野郡杖植峠
千年余り昔、中里村持倉に娘と両親がすんでおり、十二月も押し迫った二十八日、正月用の豆腐をこしらえていた。 夜になり雪が降りはじめたころ、戸をたたく者がおった。「おたのみもうします、どうか一夜の宿を」と杖にすがった坊さんが立っておった。 招き入れようとすると「あと七十四名の僧がおります」と聞き、途方にくれた父親は丁寧に断った。 そして、七十五名の僧はお題目を唱えながら峠へ消えた。 その夜は、どうしてか豆腐が固まらずつくることができなかった。
春になり雪がとけ、親子が峠へ野草とりにでかけると、そこには見たこともない赤石が七十五個よりそっていた。 それは、平将門に追われた僧兵七十五名であった。 その時から、杖植峠を「お僧峠」とよび、十二月二十八日には豆腐づくりをしないようになった。
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